私の20代

 体調不良がデフォルトになっている私であるが

何がきっかけだったのだろか、と思い返すと

20代のハードな生活だったのではないか、と思う


もともと体力がないのに、若さでカバーしてしまっていた

今であれば法令違反になるが

月に残業150時間くらいは普通であった


また、肺がんを患った父の介護も合計8年やっており

ほとんど寝る時間がなかった様に思う

体力と精神に限界が来ていたが

使命感だけで全うしていた


私の20代は暗黒だった

楽しい思い出はほとんどなく、

ハードワークと介護で常に疲れ切っていた


恋愛とか結婚とか青春なんて言葉は

私にはなかった


ただただ、

私が何とかしなければ

仕事もプライベートもその思いだけで

突っ走っていた


その頃の私はどこかで焦っていて

自分に自覚がなかったが

「どうしてそんなに生き急いでいるの?」

と何人もの方に言われた


若い方に申し上げたい

自分を過信せず、

きちんと睡眠をとって身体を大切にしていただきたい


今、介護をされている方にお伝えしたい

介護は長い長い戦いです

必ず行政や他者の手を借りて

自分の余力を残して自分の生きた時間を取って下さい

自分の想像以上に、精神的にも体力的にも摩耗しています

頑張らなくても、頑張れなくても

気持ちを理解してもらえなくても

自分のできる範囲でいいんです


身をもって

健康があっての人生

自分の人生を生きる為に

自分を大切に



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