子供がいない憐みを跳ね返す

 私は子供がいない

全く産む可能性がゼロと言うわけではないが

年齢的にも

過去の疾病的にも

これから子供を授かることは

ほぼないと言っていいだろう


結婚していないと欠陥がある

と言う、悪の価値観から

ようやく抜け出した私が

次に遭遇したのは

子供がいないのはおかしい

と言う価値観だった


もちろん、病気の為に授からないこともあるし

授からないこともあるし

男性の方に問題があることってある

夫婦仲が良くないのかもしれない

単純に子供を望んでいない夫婦もいるだろう


いろいろな事情があるにもかかわらず

子供がいないのはかわいそう

と言う目で見られるようになった


この日本と言う国には

結婚して子供を持って一人前

言う恐ろしい価値観がある


したがって、子供を持たない私は

いつまでたっても一人前にはなれない

そのような価値観が無意識に

奥深いところにあった


子供がいるからこそ学べることがある

子供がいないからこそ経験できることだってある

子供が欲しいながら授かれなかった人の葛藤は

苦しんだからこそ得られる深さだってある



無用な価値観に振り回されず

自分が何をしているか

何がベストか

考え貫いていくことができる時代になった


今こそ自分に不要な価値観を捨て

新しい価値観に沿う理解するべき時が来ている


Éternité 

Junko



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