男尊女卑の業を背負って

 結婚は修行だ、などと言われるが

とても幸せな時もあれば

やはりカルマだなと思う時もある


私の場合は、もともと男尊女卑の家庭に生まれたが故に

絶対に平等な相手と家庭を築くことが

小さい頃からの願いであり目標であった


ところが結婚した相手は

見事なまでに亭主関白の男尊女卑家庭の育ちだった


パートナーがあまりにも人の気持ちを汲み取れないので

この人に愛情は無いのか

人としての温かみは無いのか

そのように苦しく思ってしまった


何年か越しに分かった事は

両親が亭主関白家庭であったり

男尊女卑家庭であったりすると

その考えが無意識に刷り込まれてしまい

その教育を受けて育ってしまう

と言うことであった




私のパートナーの家庭は

母が父の意向を察し

全ての段取り付け父の言いたいことを代弁する

そのような家族関係なのだ


そして息子である私のパートナーには

父も母も全てが息子優先で物事が進む

そのような環境下で、

彼が他人の気持ちを想像することが難しくなるのは

当然であると私は悟った


その姿は、まるで私の父を見ているかのようだった

父のような人と結婚したくない

その思いだけで来たのに

ほぼ同じような性質の方と家庭を持った


これをカルマと言わずして

他に当てはまる言葉がない


私の人生のミッションの中に

おそらく男尊女卑の価値観を抜けて

女性が自由に生きるためのプラットフォームを作る

そのような思いが芽生えたのも必然なのかも知れない


美しく自由に生きる


それを体現していきたい


Éternité 

Junko


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